偏差値低いとショックですよね。


実際には偏差値も合格判定も受験の結果とは関係ありません。

試験の当日に合格点よりも良い点を取れば、

受けている人の中で合格人数より上の順位をとれば受かります。


皆勉強してきているのです。ずば抜けて出来る人と出来ない人を除いて

ちょっとした事で合否は変わるります。 


偏差値も合格判定も昔の(だいたい1ヶ月以上タイムラグあります)テストの結果です。

その後の勉強でまた勢力図は変わって来ます。

偏差値や合格判定なんか気にしない方がいいのです。


というのが理屈でよく偏差値は気にするなという事が言われています。

けど人間そんなに合理的に出来ていないなと最近思うのです。


偏差値があがったり、良い合格判定が出ればやる気が出る人が多いでしょう。

自信もつきます!!自分は出来ると思うと不思議と出来るようになるのです。
だいたい勉強していても、本当に実力が上がっているかわかりません。

不安になってアレコレ手を出したり、

偏差値が思ったように上がらず落ち込んでしまったりします。


それに偏差値をあげるために模試前に対策をするのは意味があるんです。

模試なんてそりゃいくら点をとれても関係ないですが、

ひとつのテストのためにいったん仕上げるという経験をしておくのは大きいです。

いわゆる本気で挑むテストに対する慣れでもありますし、

直前期に何を勉強すればいいか、当日どう過ごせはいいか

というのを経験出来るのも大きいです。


全力で模試の点を取りに行って良かったら自信にする、

悪かったらそこから学び次の模試で良い成績を取りに行く!


さて具体的に何をするかです。以下の3つだと思います。


1、暗記物をやる

暗記物は短期間で成績が伸びやすいです。

模試の時期というのは暗記物は大抵しっかり頭に入っていない状態です。

普通はここで無理して覚える必要はあまりないのですがここであえてしっかり叩き込む。

1回覚えた事は忘れても次にまた覚えやすいので無駄にはならないです。



2、総復習をする

以前、受験直前にやるべき2つの勉強!今までの勉強を無駄にしないために!

で書いたように今まで勉強してきた参考書や問題集、ノート等を見てください。

しっかり復習しようとするよりは、なるべくたくさん見て頭の中で追って

最近見て思い出したという風に引っかかりを作る方が大事です。

なるべくたくさん何度も見てください。



3、問題演習をやる。

例えば時間勝負のセンター模試だったら

実際にセンター試験の過去問だったりセンター試験形式の問題集を時間を測って解いて見る

記述模試だったら普段やっている問題集から範囲の問題をやってみる。


毎回こんな事やってたら将来点数を伸ばすための

基礎となる勉強が疎かになってしまいます。


しかしこうやって全力で模試に挑む事で

高得点高偏差値を取りに行くことで、

見えてくるものは必ずありますし、

自信ややる気も得られると思います。


模試の復習も忘れずに!全力でやった問題を復習する事は

かなり勉強になります!財産になります!


思えば私が受験勉強が続いたのも

勉強をはじめて3ヶ月くらいで受けた模試で

一気に成績が伸びていて成長を実感出来た事と

やれば出来るという自信がついて勉強が面白くなってきた事が

かなり影響していると思います。


是非模試では本番のつもりで準備して挑んでみてください。