数学で問題を解く糸口が見つからない時どうしていますか?

数学は大問が少ないため一問の配点も高く

一問多く解けたかどうかが合格に直結します。

多くの大学の二次試験では非常に差の付きやすい科目です。


もちろん問題を見て解法がわかれば文句なしですが、

全部の問題が解法が分かり解ける事は

一部の数学が得意な生徒を除くとほとんどないでしょう。 


もちろん解ける問題を先にやるのが当たり前です

しかしそれがやり終わって、見直しも終わった。

他の問題は解法が思いつかない、何をすれば良いか検討も付かない


そんな時にどうするか?

当たり前と思っていたのですが以外とやっていない人が多いみたいなので紹介します。


わからない問題へ食らい付き、突破口を開くためのとっかかりはひらめきではなく、

以下のような具体的方法です。

それに沿ってとにかく手を動かすのが正解です。

ありとあらゆる手段を使ってとにかって問題に食らいつきましょう。


・方程式や証明 ⇒ xyやΘ等に 0や極端な数、分かりやすい具体的な数を何個も代入してみる
        ⇒    グラフ化(視覚化)してみる。
       ⇒ ひらすら変形してみる。両辺を二乗したり、因数分解をして見たり、
         知っている公式なども使って(解の公式、加法定理など)
       ⇒ 問題にせっていされていないものも仮の文字で置いてみる。
・確率、場合の数 ⇒ 力づくで数えたり分岐図を書いてみる
・図形問題 ⇒ わかっている角度や長さを全部書き込み、そこから導ける角度や長さをひたすら書く
     ⇒   補助線を引いてみる
     ⇒ 今わかっている数字や角度で方程式を立てて見る。

等です。もちろんこれをやったからと言って解けるとは限りません。

しかし上記のように具体的に手を動かしていると

日頃勉強している受験生であれば、あっ!そういう事か!と解ける問題も結構あります。


そして日頃から定期テストや模試でこういうくせを付けておくと、

ぱっと見て未知な問題への対応力が付き、当日に解ける問題が増えます。

そしてやって見ると分かると思いますが、

深く考えるようになるので理解が深まり、数学が出来るようになります。


近年、暗記数学がもてはやされています。しかしいくら色々な解法を勉強しても

解法が思いつかない問題は出ます。

意外とこういう泥くさい事が合否を分けます。受験生の皆様は最後まで諦めないくせを付けて

合格をつかみ取ってください。