東工大に入って驚いたのは英語が出来ない人が多い事です。

センター試験で英語6割台の人も結構いて、

入学して受けるTOEICも400点台はざら、中には300点代、200点台もいました。 

(TOEICは平均点580点くらいのテスト、ほぼ4択問題で990点満点なので適当にマークして250点程度)

そういう人は国語とかも出来なくてセンター7割ぴったしくらいというのを何度か聞いています。


それでも東工大に入って来るのですから、

『英語が出来なくても理系科目が出来れば東工大に入れる』も

『センター試験失敗しても二次試験科目の割合が大きいから東工大なら入れる』

も本当です。


けれど、これを鵜呑みにしてはいけません。

そういう人もいると言うだけです。裏にはたくさんの英語が苦手で入れなかった人がいるのです。


英語が出来ない部分を、他の難しい数学や物理で補うのは大変です。

理系の難関大を受けるような人の中、皆が得意であろう理系科目で高得点を取れるようになるのは

相当な勉強量が必要です。そして更に悪い事に数学や物理はバラつきの大きい科目です。

高得点を狙うのはリスクが高いです。


受験は1年に1回きりです。併願校や国立の場合は後期試験を入れても

入りたいと思える大学に入るチャンスは5回もないのではないでしょうか?


1/3の確率で数学高得点を取れて合格点に届くとかでは厳しいのです。

確率を少しでも上げる努力をしなくてはいけません。

そして英語は凄い得点が安定しやすい科目です。

そして英語は論理的な言語なので理系の人は向いています。

やればやっただけ成績の上がる科目です。


理系では英語を捨てている人が、勿体ない事に一定数います。

〇〇大の英語は簡単だから差が付かないとか言っている人もいますが、だいたい嘘です。

センター試験レベルでも同じ大学を受ける人で大きな差が付きます。

筆記試験では採点もそんなに甘くないので差が付きます。


そういう人達に安定して20点とか30点分、

センターでも、二次試験でも差が付けられるのです。合格率の差は凄い事になります。

ぜひ英語を得意になって差を付けましょう。