受験勉強を含め様々な勉強をして来て、

勉強をする上で一番大事だな!と思った事は睡眠をする事です。

何故なら、

①眠い状態では、あらゆる能力が低下するため非常に効率が悪いです。
 下手するとあんなに勉強したのに、私ってダメだみたいになって
 余計やる気をなくす、と言った負のスパイラルに陥いってしまいます。

②睡眠には勉強して理解した事や、暗記した事を身に付ける(長期記憶化する)役割があります。
 しっかり睡眠を取らないと、せっかく理解した事も忘れてしまい、
 長期的に見ると何も身に付かないです。

そして睡眠前に行った事は定着率が高く、記憶のゴールデンタイムと呼ばれていて、

寝る前に毎日、英単語など暗記物をやるのは有名な勉強法となっています。

これらの事はいまや常識となりつつあり、

受験生は寝る暇がないと言うのはもはや、

部活中は水を飲んではいけないと同じレベルの、古い間違った考え方です。

受験生は、毎日充分な睡眠を取る必要があるのです。

そしてそれにも増して最近注目されているのが、昼寝です! 
最近の研究で昼寝をすると、短時間の睡眠をする事でも

勉強した事の記憶力が上がり、なんとそれが長期記憶となっている事が確認されました。

これは凄い事です。記憶は睡眠で長期記憶になるという事は以前から言われていましたが、

そのためには長時間睡眠が必要というのが通説でした。

(レム睡眠が長期記憶化の鍵となるが、睡眠のはじめはノンレム睡眠なため)

そしてもちろん仮眠で勉強効率が大きく上がる事が実験として確認されています。

これは、覚えない記憶術と言う最近読んだ本に書かれていました。
※この本は受験勉強に使えそうな話が色々書かれていて
 これから勉強をはじめようと言う人におすすめです。


すなわちちょっとでも疲れたら、もっと言うと疲れていなくても

15分~30分程度仮眠する事で、勉強効率が上がるだけでなく、

記憶定着の手助けにもなるのです!


私も受験時代、集中出来ないと思ったら、少し寝てみると

驚くほど頭がすっきりして勉強に戻れた体験があり、

高校の昼休み、詰まらない授業で内職に飽きた時、家で勉強に行き詰った時

軽く寝していましたが、長期記憶になるとしっていたらもっと昼寝を積極的にとったと思います。


ただし、寝すぎると夜寝られなくなってしまったりするので注意しましょう。