二次試験の数学、難しいですよね。

私の受験時代の数学は、
早稲田3完/6問、慶應1完/5問、東工大数学1完/4問です。
※1つの問題を最後まで解けた場合1完。

そして東工大に入ると0完だったけど受かったという人もいました。

もちろん年度によって違いますが、数学がこのレベルでも入れてしまうんです。


ただし、もちろん0完という人も0点ではありません。

小問(いわゆる(1),(2))は解けている問題があったり、

部分点を貰ったりして、点数をかき集めているのです。


ぶっちゃけた話をすると、周りで完答出来た言っている人でも

全然満点ではないケースが多いです。

特に証明関連とかは出来た気になっているだけの場合がほとんどだったりします。

数学という科目はいかに部分点を集めれるかのゲームでもあるのです。



私も受験生の時、模試含め数多くの試験で数学で行き詰まりました。

以前このブログ、数学のわからない問題を解く突破口で紹介したように、

力業で解きに掛かかっていました。

もちろん最後まで解ききるのは容易ではありません。

しかしながら部分点をかき集める事には繋がっていました。

しかし模試を受ける機会もそれほど多くなく、どのくらいの解答を書けば

部分点になるのか等わからない部分も多くありました。


こういった情報が詳しく乗っている参考書があるんです。

自分が受験生の時に知りたかった参考書です。

安田先生の、東大数学で1点でも多く取る方法 理系編 です。

これは東大数学の過去問です。

とは言え東大数学と言えばあらゆる所から注目されるため良くできています。その良問を元に、

どうすれば加点出来るか、どうすれば泥臭く先へ進める事が出来るか、

すなわち、部分点を稼ぐための方法、を体系的に書いてあります。


もちろん難しいです。難しい問題を難しい事を認めながら、

少しでも点を取りましょうよ、という内容。

まさに一番安定しない数学を安定させるための本、理系受験する人にぴったしです。


これは東大を受ける人に限らず、難関大を受ける人からすると

必ず役に立つ情報です。

是非試して見てください。