現役生にとって高校は切っても切り離せないものです。

ほとんどの高校生は、1日8~9時間は高校で過ごしています。

通学時間を入れると、週5日間の起きている時間の半分以上は高校にいる事になります。

受験勉強は高校での過ごし方が半分以上を占めると言っても過言ではありません。


しかしながら、予備校等と違ってほとんどの高校生には

自分が誰の授業を受けるか等を決める権利はありません。

そして、わかりにくかったり、教科書を読むだけだったりする、

しょーもない授業が大半だったりします。進学校でもそんなに変わりません。

運が悪いとその教科が全然分からなくなったり、嫌いにすらなります。


そしてその事を、学校や先生が悪かったと言い訳するのは簡単です。

しかし、あなたの受験の結果や人生には、先生は一切責任を取ってくれません。

先生からすればあなたは毎年会う数百人の生徒のうちの一人です。

そんな赤の他人に、人生を左右されてはもったいないです。  

じゃあ意味のない授業をどうすれば良いのでしょうか? 

自分で授業中にやる事を決めて、有意義な時間にすれば良いのです。

具体例を挙げると、まず一番考えたいのは内職(自分で授業とは関係ない勉強をする)です。


内職では自分が一番やりたい勉強を自由にするのが一番です。

しかし堂々と参考書や問題集を出していると、先生に見つかります。

黙認してくれる先生もいるでしょうが、怒られる事や目を付けられてめんどくさくなる事が多いです。

わざわざ敵を作って学校をめんどくさくするのは得策ではないです。

ばれないようにこそこそやろうと思うと、集中出来なかったりしますので工夫が必要です。


例えば、参考書や問題集のコピーをとってノートに貼るという方法があります。

そうするとノートを見ているようにしか見えませんし、

問題を解いていてもノートを取っているようにしか見えません。


他には、昨日勉強した事を頭の中やノートに書いて思いだす時間にしたり、

授業と関係ある事を自分で勉強するのも手です。

授業で使っている教科書や問題集、参考書を自分でやったり等です。

怒られる可能性はぐっと減るでしょう。


そしてもうひとつ選択肢として挙げられるのは寝る事です。

高校生は正直寝ている人が多いので、他の人も寝ている授業で、

先生からすると内心またかぐらいにしか思われず、

怒られる事や起こされる事はあっても目を付けられる可能性も低いでしょう。

そして、先日、昼寝は必須!仮眠が長期記憶するための秘密兵器! と言う記事で書いたように

睡眠、特に昼寝は受験生にとってとても有意義です。


このような方法で高校の授業で意味ないなと思う部分を有意義に過ごす事で、

自分の勉強時間が増えます。

後は意味のない宿題は忘れたふりをしてやらないとか、高校との付き合い方を考える事も大事です。


特に自称進学校(進学校を名乗っているがそこまで進学実績がない学校)では、

意味のない課題や補習が多かったりして、勉強時間の割に皆成績が伸びなかったりするので

注意が必要です。ほとんどの高校生は無駄な授業を文句を言いながらもぼーっと受けて、

意味のない宿題も怒られたくないためにやり、

補習も皆が受けているからだとか、もしかしたら凄い役に立つかもとか言う理由で受けたりしています。


これは差を付けるチャンスです!自分で何をするか選べる人は逆転合格も可能です!

受験生にとって授業はあくまでひとつの手段!

意味のある授業ならまじめに受けて、意味がないと思ったら自分でやるべき事をやる!

人生の選択肢も、責任を取るのもあなたです。頑張ってください!