理系受験の超勉強法

今後の人生を大きく左右する受験。 しかし受験勉強はただ闇雲にやればいいというものではありません。 1年で偏差値50以下から東工大、早稲田理工学部等に受かった自身の経験から志望校合格を目指す人へ向けて勉強法やおすすめの参考書や問題集等を紹介するブログです。理系大学生活、研究室の実情や理系としてのキャリア(就活)についても紹介します。

受験の心構え

現役生にとって高校は切っても切り離せないものです。

ほとんどの高校生は、1日8~9時間は高校で過ごしています。

通学時間を入れると、週5日間の起きている時間の半分以上は高校にいる事になります。

受験勉強は高校での過ごし方が半分以上を占めると言っても過言ではありません。


しかしながら、予備校等と違ってほとんどの高校生には

自分が誰の授業を受けるか等を決める権利はありません。

そして、わかりにくかったり、教科書を読むだけだったりする、

しょーもない授業が大半だったりします。進学校でもそんなに変わりません。

運が悪いとその教科が全然分からなくなったり、嫌いにすらなります。


そしてその事を、学校や先生が悪かったと言い訳するのは簡単です。

しかし、あなたの受験の結果や人生には、先生は一切責任を取ってくれません。

先生からすればあなたは毎年会う数百人の生徒のうちの一人です。

そんな赤の他人に、人生を左右されてはもったいないです。  

じゃあ意味のない授業をどうすれば良いのでしょうか? 続きを読む
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大学受験は偏差値至上主義です。

その理由はそうするのが分かりやすいからというだけです。

何十万人も受験生がいて何百も大学があり、それぞれの大学が

個性的な試験をしている中で、受験産業としては大学の難易度を

皆にわかるように出さなくてはなりません。


そこでとある模試の結果(偏差値)をその人の学力として、

偏差値いくつの人は合格率何%という風に出して大学の難易度および判定を出しているのです。


しかしながら、偏差値で(もちろん偏差値で出される合格判定でも)、

大学の合否は決まりません。

それに振り回されて夢をあきらめてしまったら勿体なさすぎます。

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二次試験の数学、難しいですよね。

私の受験時代の数学は、
早稲田3完/6問、慶應1完/5問、東工大数学1完/4問です。
※1つの問題を最後まで解けた場合1完。

そして東工大に入ると0完だったけど受かったという人もいました。

もちろん年度によって違いますが、数学がこのレベルでも入れてしまうんです。


ただし、もちろん0完という人も0点ではありません。

小問(いわゆる(1),(2))は解けている問題があったり、

部分点を貰ったりして、点数をかき集めているのです。


ぶっちゃけた話をすると、周りで完答出来た言っている人でも

全然満点ではないケースが多いです。

特に証明関連とかは出来た気になっているだけの場合がほとんどだったりします。

数学という科目はいかに部分点を集めれるかのゲームでもあるのです。


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アメリカほどではないですが、日本もまだまだ学歴社会です。

学歴がなくても仕事が出来る人はいますし、

高学歴でも仕事は出来ない人もいます。

それなのに学歴社会がなくならないのは何故だろうと思っていたのですが、

最近その理由がわかりました。

そしてこれからも学歴社会はそう簡単にはなくならないです。


その主な理由は以下の3つです。
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理系の人はセンター試験をどのように捉えれば良いでしょうか?

理系の人はだいたい数学、英語、理科1~2科目が二次試験で必要です。


【国立受験生】

センター試験のために勉強する必要のある科目は、

国語、社会+(理科1教科)のみです。

国語と社会はセンターレベルであれば少ない勉強時間で7割以上を狙うのは難しくありません。

※国語は配点が高く、正直運に左右される可能性が高いですが。。。。

【私立のセンター利用】

二次試験と同じことが多いです。

またセンター利用では通常の試験と求められる力が違うためただチャンスが増えるだけでなく、

通常試験で入れる大学より上を目指せる人もいます。


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今まで勉強してこなかったけどこのままじゃ駄目だ!

今の成績は全然駄目だけど、

本気で頑張って難関大学に逆転合格したい! 人生を変えたい!

と思って受験勉強をはじめる人って結構多いと思うんです。

私も完全にそうでした。


私の場合、高2の冬に受けた進研模試(偏差値が高くでやすい)で総合偏差値50以下から

受験勉強を始めて1年足らずで

東工大や早稲田に合格したので逆転合格と言って良いと思います。


勉強法も試行錯誤も多く迷走してました。

知らなくて損したなという事もあります。

やる気を失っていた時期もありました。


上手く出来たなと思う部分もありますし、

今思うとまだまだ全然出来たかなと思っています。
(それらの事をブログに書いています)

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2016年より東大で推薦入試がはじまるようですね。
(YAHOO ニュース <東大>推薦入試16年度から導入 2次試験後期日程は廃止

論文と面接とセンター試験で決まるとか。


2015年からの秋入学に続き日本トップの大学が、

積極的に変わろうとしているのは好感が持てます。

秋入学で半年間様々な経験をして来た人が出てきますし、
(まあ多くの人は無駄に過ごしてしまうかもしれませんが)

帰国子女や留学生の人で東大を目指す人も増加するでしょう。

推薦入試で今まで東大に来なかったようなタイプの

凄い人が入って来て大学に来る人の多様性はあがるでしょう。


以前、難化している有名大や難関大の本当の価値!

に書いたように難関大学の価値の大部分は一緒に過ごす人にあると思ってます。

様々な人に囲まれると色々な経験が出来ますし刺激を受けます。

それも高いレベルでの多様性なので学ぶにはこれ以上ない環境です。


様々なシナジー効果が生まれて

より魅力的な大学になるのではないでしょうか。


賛否両論の東大推薦入試、

面接や論文で何を見て採点するのか、

しっかりと面接を行い判断出来る人がいるのか

といった問題もあると思いますし、

他にも批判している人の意見も色々頷けるところもあります。


それを差し置いても個人的には賛成で、

凄い楽しみだなと思っています。
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