理系受験の超勉強法

今後の人生を大きく左右する受験。 しかし受験勉強はただ闇雲にやればいいというものではありません。 1年で偏差値50以下から東工大、早稲田理工学部等に受かった自身の経験から志望校合格を目指す人へ向けて勉強法やおすすめの参考書や問題集等を紹介するブログです。理系大学生活、研究室の実情や理系としてのキャリア(就活)についても紹介します。

勉強法

受験を決意して中学英語の復習から勉強をはじめて、

約1年あれだけ苦手だった英語はすっかり得意科目で得点源となっていました。


そして本当に英語が伸びたなと思うのは、

ほかの所で散々言われていて聞き飽きたかもしれませんが、音読です。


最初に英単語や文法など、英語をばーっと勉強して、

そこから勉強の比率をだんだん理系科目である数学そして化学、物理へと移していったのですが、

その間英語力を落とさないために、1日2長文(復習+新規)を毎日数回音読していました。

それほど長い長文でもないので音読に掛かる時間は、1日10分~15分程度です。


その間、音読と寝る前に単語を覚える事を除いて

ほとんど英語を勉強していないにも関わらず

どんどん英語が英語のまま理解できるようになり、

成績はぐんぐん上がっていきました。


そのやり方および、おすすめの長文が乗っている参考書を紹介します。続きを読む
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受験勉強を含め様々な勉強をして来て、

勉強をする上で一番大事だな!と思った事は睡眠をする事です。

何故なら、

①眠い状態では、あらゆる能力が低下するため非常に効率が悪いです。
 下手するとあんなに勉強したのに、私ってダメだみたいになって
 余計やる気をなくす、と言った負のスパイラルに陥いってしまいます。

②睡眠には勉強して理解した事や、暗記した事を身に付ける(長期記憶化する)役割があります。
 しっかり睡眠を取らないと、せっかく理解した事も忘れてしまい、
 長期的に見ると何も身に付かないです。

そして睡眠前に行った事は定着率が高く、記憶のゴールデンタイムと呼ばれていて、

寝る前に毎日、英単語など暗記物をやるのは有名な勉強法となっています。

これらの事はいまや常識となりつつあり、

受験生は寝る暇がないと言うのはもはや、

部活中は水を飲んではいけないと同じレベルの、古い間違った考え方です。

受験生は、毎日充分な睡眠を取る必要があるのです。

そしてそれにも増して最近注目されているのが、昼寝です! 続きを読む
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今回は個人的にお勧め出来ない、多くの人が陥りがちな勉強法を紹介します。

高校時代はもちろん、大学時代にも同じような勉強法で

挫折した人を何人も見て来ました。

もちろん私も何回か挫折しています。


それは参考書を読んで勉強するという事です。

特に網羅型の参考書(≒厚い参考書)は厄介です。

『俺はForest(英語の有名網羅型参考書)を完璧にするぜ』
青チャート(数学の有名網羅型参考書)の解法を全部覚える』 
『入試は教科書から出るから教科書をマスターする』

と言ってはじめから読み始めて挫折した人を何人も見ています。
ほぼ死亡フラグと言っても良いと思います(偏見?)

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物理は短期間で成績が上げる事が可能で凄いお得な科目です。

しかしながら覚えなくてはいけない公式が多いという声を良く聞きます。

私も最初は丸暗記していたのですが、ある事を知ってその負担がかなり減りました。


それは、微分・積分(微積)を使う事です。

必ずしも解くのに微積を使う必要はないのですが、(多くの場合は不要と断言しておきます!!)

考え方を知るだけでも大きいです。


これは理系の難関大を目指す人は知っておいて欲しいです。

何故なら、物理の本質は微分・積分だからです。

速度の式を微分・積分で出てきた式を公式として紹介されているのです。

例をあげると、速度(v)を時間(t)で微分すると加速度(a)です。
(もちろん逆も成り立ちます。加速度(a)を時間(t)で積分すれば速度)

どちらかを覚えていればその場でぱっと導けるのです。


微分・積分を使わずに、公式として覚えようとするから理解が難しくなり、

暗記しなくてはいけないので大変になるのです。

※最終的には理解した上で覚えておいた方が、
余計な事に頭を使わずに問題が解けるのでおすすめです。
忘れた時の保険にもなり安心です

微分・積分と聞くとやだなーと思う人も多いかと思いますが、続きを読む
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詰め込み教育の弊害が叫ばれてゆとり教育が導入されました。

丸暗記は良くない、闇雲に解くのは良くない

しっかり理解する事が重要と言われています。

こんな言葉に騙されていませんか?


理解することはもちろん大事です。

でも暗記する事そして反復することが理解するためには不可欠なんです。

暗記と反復の先に理解が待っていて、暗記・反復をしないと

たくさん勉強しても思ったように成績はあがりません。


例えば九九ですが答えを丸暗記していて考える力が失われるでしょうか?

違います。九九を覚える事でその部分を省略して思考が先に進むのです。

今は電卓があるからといっても、

いちいち九九を電卓でやっていたら考えが止まってしまいます。

ちょっとした問題を解くのも億劫になってしまいます。

だってわざわざ電卓を用意してうたなきゃいけないのだから。


まあこれは全ての基本で極端すぎる例ですね。

応用的な事は覚える必要はないのでしょうか?

例えば○○の公式は導けるから覚えなくても良いという事は

学校や予備校で良く言われます(例、三角関数の合成)

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以前、東工大生のノートはなぜ美しくないのか ノートの凄いコツ!という記事で

・ノートは汚く書いた方が良い
・授業の板書を取る必要なし
・ノートに勉強した事をまとめるな

と言った事を書きました。


黒板を写したり、後で見返すために勉強した事をまとめたり、

丁寧に問題を解いたりするのは効率が良くないと言っただけで

ノートを否定している訳ではないんです。


むしろ何かを理解しようとする時、問題を解く際に考える時

ノートを使う事をおすすめします。

ノートを使って勉強する事で効率が上がります。

何故なら頭で考えるのって難しいからです。


何かを覚えながら物事を考えるとその何かを忘れてしまったり、

考えるのに集中出来なくなります。

論理的に考えていっても

どういう道筋を辿ったかわからなくなる事もありますし、

同じ事を何度も繰り返し考えたりしてしまいます。


雑にでも考えの途中をメモっていけばそういう心配もなくなりますし、

理解の助けになります。

これならただの紙で良いではないかと思うかもしれません。

ただの紙でも良いのですがノートをオススメします。

その理由は2つです。

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中々勉強した事が身に付かない、

一生懸命勉強しているのに中々覚えられないなんて事ありませんか?


勉強はやりっぱなしでは中々成績は伸びません。

何故なら得た知識を使わないと、

すなわち復習をしないと脳が必要ない情報と判断して、

忘れてしまうからです。


これはエビングハウスの忘却曲線と言い多くの受験本や勉強本にも書いてあります。
(過去記事 暗記の凄いコツ!! でも紹介しています。)

また記憶は寝ている時に定着すると言われ、

勉強した事を頭に残すためには睡眠と復習が鍵となります。



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